G-TWFM89DS2W 資産推移-20251012
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資産推移-20251012

ためネコ
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おつかれさまです。ためネコです🐱
秋はお祭りの季節ですね。私も地元の祭りに行ってきました。地方の過疎化が叫ばれて久しいですが、祭りは人が多くて活気を感じることが出来ました。
さて、来週予定されている市場イベントと本日の資産推移は以下の通りです。

相場動向

2025年10月13日の週は、アメリカの重要な経済指標の発表が集中し、世界の金融市場にとって非常に重要な一週間となる見込みです。特に、金融政策の行方を占う上で鍵となる米消費者物価指数(CPI)、景気の実態を示す中国の主要経済指標、そして金融大手を含む米企業の四半期決算発表が市場の関心を集めます。

1. 米国9月消費者物価指数(CPI)

発表日時(予定)

  • 2025年10月15日(水)21:30(日本時間)

概要と市場への影響

米国9月の消費者物価指数(CPI)は、米連邦準備制度理事会(FRB)が最も重視するインフレ指標の一つであり、金融政策の方向性を決定づける上で極めて重要なイベントです。

FRBがインフレ抑制と景気維持のバランスをどのように取るか、市場は引き続き警戒しています。CPIが市場予想を上回る結果となれば、インフレ圧力の根強さが示され、FRBによる高金利の長期化(”Higher for Longer”)観測が強まる可能性があります。これは、米国債利回りの上昇と、株式市場ではハイテク株を中心に売り圧力となることが予想されます。

特に、変動の激しい食品とエネルギーを除いたコアCPIの動向は、基調的なインフレ圧力を測る上で重要です。サービス価格や住居費の粘着性が緩和に向かっているかどうかが注目されます。

市場の反応として、予想を大きく上回るインフレ率は、米ドル高株安(特に成長株)を引き起こす可能性が高いです。逆に、インフレの鈍化傾向が確認されれば、FRBの利下げ期待が再燃し、株高(リスクオン)のムードが広がる可能性があります。市場は、インフレ率がFRBの目標値である2%に向けて持続的に低下しているかどうかを厳しくチェックします。

2. 中国9月貿易収支、消費者物価指数(CPI)、生産者物価指数(PPI)

発表日時(予定)

  • 9月貿易収支: 2025年10月13日(月)
  • 9月消費者物価指数(CPI)/生産者物価指数(PPI): 2025年10月15日(水)10:30(日本時間)

概要と市場への影響

中国経済の健全性は、世界経済の成長に直結するため、これらの指標はアジア市場だけでなく、グローバル市場全体に大きな影響を与えます。

貿易収支(輸出入)のデータは、世界の需要とサプライチェーンの健全性を測るバロメーターです。輸出が低迷していれば、世界的な景気減速懸念が強まり、内需の弱さが浮き彫りになれば、中国政府による追加の景気刺激策への期待が高まる可能性があります。

中国では、近年、消費者物価の伸び悩みと生産者物価のマイナス圏での推移が続き、デフレ懸念が重要なテーマとなっています。

  • CPIが依然として低水準であれば、内需の回復の遅れと消費者心理の冷え込みが示唆され、景気下支えのための金融緩和期待が高まります。
  • PPIは、企業の収益性を示す指標であり、これがマイナス圏にあることは、企業間での価格競争の激化や需要不足を示し、企業の業績悪化懸念につながります。

これらの指標が予想以上に低調だった場合、中国経済の減速懸念が強まり、資源国通貨(豪ドル、カナダドルなど)やコモディティ価格(銅、原油など)に下落圧力がかかる可能性があります。また、日本を含むアジア株市場も、中国景気の悪化を織り込む動きとなることが予想されます。逆に、内需の回復を示す兆候が見られれば、市場は好感し、リスク選好の動きが強まるでしょう。

3. 米国大手金融機関の2025年第3四半期(Q3)決算発表

発表日時(予定)

  • 2025年10月14日(火)以降
    • 例:JPモルガン・チェース、ゴールドマン・サックス・グループ、シティグループなど

概要と市場への影響

この週から、米国企業の第3四半期(7月~9月)の決算発表が本格的に始まります。特に、この週に発表されるJPモルガン・チェース、ゴールドマン・サックスなどの大手金融機関(バンク株)の決算は、景気の先行指標として極めて重要視されます。

金融機関の決算は、融資の需要、貸倒引当金(景気後退の兆候)、トレーディング収益(市場の活況度)、投資銀行業務の動向(企業の資金調達意欲)など、幅広い経済活動の実態を映し出します。

FRBの利上げ局面が長期化する中、銀行の主要な収益源である預貸金利ざや(ネット・インタレスト・インカム:NII)が、高金利環境下でどのように推移したかに注目が集まります。利ざやの拡大は収益を押し上げますが、一方で、不良債権の増加や預金流出の兆候がないかも注意深く見られます。

金融大手の決算が予想を上回り、良好なガイダンス(今後の業績見通し)が示されれば、広範な株価の上昇をサポートします。これは、経済がソフトランディング(軟着陸)に向かう可能性を高めるシグナルと受け取られるためです。逆に、収益の悪化や景気に対する慎重な見通しが示された場合、景気後退懸念が再燃し、市場全体のリスク回避ムードが強まる可能性があります。

まとめ

2025年10月13日の週は、米国CPIによる金融政策への影響、中国経済指標による世界景気の確認、そして米銀決算による企業収益と景気実態の把握という、三つの大きなテーマが市場を主導します。

イベント日時(日本時間)主要な市場への影響
米国9月消費者物価指数(CPI)10月15日(水)21:30FRBの金融政策の方向性を決定づける。インフレ率の動向により、金利・為替・株価が大きく変動。
中国9月主要経済指標10月13日(月)・15日(水)10:30世界経済の成長、特にアジア市場、コモディティ価格、資源国通貨に影響。デフレ懸念の払拭が焦点。
米国大手金融機関 2025年Q3決算10月14日(火)以降景気の実態と企業の収益力を示す先行指標。貸倒引当金の積み増しや利ざやの動向が注目される。

資産推移

総資産118,494,438

前日比-3,475

資産推移グラフ-20251012
ポートフォリオ-20251012
配当-20251012
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先物の価格を見る限り、来週は厳しい相場になりそうですが、ガチホするのみです。
それでは、また🐱

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