2025.09.27 2025.09.29

資産推移-20250927

ためネコ

おつかれさまです。ためネコです🐱
本日より、サイトデザインを一部変更しました。
今後も、より良い形を追求していきます。
さて、本日の相場動向と資産推移は以下の通りです。

Contents

相場動向

2025年9月27日の週（9月22日～9月26日）の金融市場は、前週の主要中央銀行イベント（米FOMC、日銀会合）後の流れを引き継ぎ、日本株の最高値更新とドル高・円安基調の再燃が主なテーマとなりました。

日経平均株価は5週続伸となり、週間を通して4万5000円台を維持し、連日で史上最高値を更新する活況を見せました。

最高値更新の背景： 前週の日銀金融政策決定会合で決定されたETF（上場投資信託）の売却について、市場では「売却ペースを踏まえると株価への影響は限定的」との見方が広がり、大きな売り圧力とはなりませんでした。
個別銘柄の動向： 週初には半導体関連銘柄が相場を牽引し、全体相場の上昇に寄与しました。一方で、週後半にはハイテク株に利益確定の動きが見られ、内需系銘柄などへ物色の矛先が向かう可能性も指摘されました。
政治的思惑： 週明けの22日に自民党総裁選が告示され、各候補者の政策方針が示される中で、市場は次期政権による財政拡張や経済政策への期待を織り込む動きも一部で見られました。

米国市場も堅調に推移し、ダウ平均、S&P 500、NASDAQの主要3指数が揃って週間ベースで上昇しました。

上昇要因： 前週のFOMCを通過し、市場は落ち着きを取り戻しました。特に週終盤にかけては、米国のインフレ関連指標が予想通りの結果となったことなどが好感され、ダウ平均は299ドル高となるなど、リスク選好の動きが継続しました。
テクニカル動向： 半導体関連銘柄を中心に一段高となる場面も見られ、米国の力強い成長ペースや安定した雇用市場のデータが株式市場を下支えしました。

欧州主要株価指数（英FT100、独DAX、仏CAC40など）も揃って上昇し、世界的な株高の流れが継続しました。

為替市場では、前週の米FOMC（利下げ観測の後退）と日銀会合（政策維持）を経たことで、市場は再びドル高・円安の方向へと傾きました。

米ドル/円（USD/JPY）： 週の後半にかけてドル買い・円売りの流れが強まり、一時148円台後半まで上昇しました。前週の日銀会合で示唆された「年内追加利上げの可能性」による一時的な円高効果は、すぐに失われる形となりました。
背景となる金融政策： 米連邦準備制度理事会（FRB）の幹部が、労働市場の冷え込みを認識しつつもインフレの粘り強さから利下げに慎重な姿勢を示したことが、米ドルを押し上げました。一方、日本においては次期政権の経済政策や財政運営への思惑が、円の上値を重くする要因となりました。
クロス円の動向： ユーロ/円やポンド/円といったクロス円も、円安基調に引っ張られる形で堅調に推移し、ユーロ/円は174円台後半、ポンド/円は200円台を付けるなど強含みました。
ユーロ/米ドル（EUR/USD）： ドイツの経済指標の弱さなどからユーロ売り・米ドル買いが進み、ドルが他の主要通貨に対して強含む展開となりました。

米国債利回り： 米国債市場では、長期金利の指標となる米10年債利回りが4.176%（週末終値付近）付近で推移し、わずかに上昇しました。
経済指標の影響： 週末に発表された米PCE価格指数（8月）が予想通りの結果となったことで、市場の大きな変動には繋がりませんでしたが、引き続きFRBの利下げ判断に影響を与えるインフレ動向が注視されました。