資産推移-20250925


おつかれさまです。ためネコです🐱
日本株が好調ですね。円安傾向もプラスになっているようです。
さて、本日の相場動向と資産推移は以下の通りです。
日本市場
9月25日の東京株式市場では、日経平均株価が3日続伸し、前日比124円高の4万5754円で取引を終え、3日連続で過去最高値を更新しました。この勢いは、金融緩和が年内続くとの見方が市場コンセンサスとなっていることや、投資家のリスク選好姿勢が強まっていることが背景にあります。しかし、4万6000円の大台を前に、買い方が慎重になっている様子も見られ、今後の上昇ペースは緩やかになる可能性も指摘されています。
米国市場
米国株式市場は、AI関連株の軟調な動きが重しとなり、主要3指数(NYダウ、S&P500、ナスダック総合)がそろって下落しました。特に、エヌビディアやオラクルといったAI関連銘柄が売られ、市場全体に影響を与えました。NYダウは終盤にかけて下落基調を強め、最終的にマイナス圏で取引を終えています。住宅市場の改善といった明るい材料もあったものの、高値圏での割高感が意識され、神経質な動きが目立ちました。
外国為替市場
東京外国為替市場では、円安ドル高が進行し、円相場は1ドル=148円台後半で取引されました。これは、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が、経済指標を見極めて追加利下げを判断する姿勢を示したことが影響しています。利下げペースが遅くなるとの見方が広がり、ドル買い円売りの動きが優勢となりました。また、日経平均株価の上昇が投資家のリスク選好姿勢を強め、安全資産とされる円が売られる動きにつながったとの見方もあります。
債券市場
日本の債券市場では、長期国債先物は135円82銭で取引を終えました。市場の動きは安定しており、特段大きな変動は見られませんでした。
商品市場
原油価格は、予想外の米国在庫減少が供給懸念を高めたことや、ウクライナによるロシア石油施設攻撃の緊張激化が煽られ、2%以上上昇し7週間ぶりの高値をつけました。一方、金先物は史上最高値から反落し、ドル高やパウエル議長の発言を受けて下落しました。しかし、中央銀行による継続的な購入やETF資金流入の堅調さにより、金は引き続き下支えされています。
まとめ
2025年9月25日の市場は、米国でのAI関連株の軟調さや、FRBの利下げペースに対する見方から、円安ドル高が進むなど、全体的に不安定な動きが見られました。しかし、日本の株式市場は、金融緩和への期待感から過去最高値を更新し、堅調な動きを維持しています。原油価格は供給懸念から上昇し、金価格は短期的な圧力にさらされつつも、長期的な安全資産需要によって支えられている状況です。