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1658:iシェアーズ・コア MSCI 新興国株 ETF

新興国株
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おつかれさまです。ためネコです🐱
今回のテーマは”1658:iシェアーズ・コア MSCI 新興国株 ETF”です。
成長著しい新興国の株式に広く分散投資できるETFとなります。

なぜ今、新興国株なのか?

皆さん、こんにちは!投資の世界に興味を持ち始めた方も、すでにベテランの方も、ポートフォリオの一部として「新興国株」を検討したことはありますか?

近年、中国、インド、ブラジル、東南アジア諸国など、新興国(Emerging Markets, EM)と呼ばれる地域は、先進国を上回るペースで経済成長を続けています。これらの国々は、豊富な若年人口と急速な技術革新を背景に、大きな潜在能力を秘めています。

しかし、「新興国」と聞くと、「ハイリスク・ハイリターン」というイメージが先行し、個別の銘柄選びには尻込みしてしまうかもしれません。そこで今回ご紹介したいのが、そのリスクを抑えつつ、新興国全体の成長を丸ごと享受できる素晴らしい金融商品、「1658:iシェアーズ・コア MSCI 新興国株 ETF」です。

1658 iシェアーズ・コア MSCI 新興国株 ETFとは?

「1658」は、東京証券取引所(東証)に上場しているETF(上場投資信託)です。正式名称は「iシェアーズ・コア MSCI 新興国株 ETF」で、ブラックロック・ジャパンが運用しています。

このETFの大きな特徴は、そのベンチマーク(連動を目指す指数)に「MSCI エマージング・マーケット・インデックス(MSCI Emerging Markets Index)」を採用している点です。

MSCI エマージング・マーケット・インデックスとは

このインデックスは、新興国市場の大型株および中型株で構成されており、新興国の株式市場全体の約85%をカバーすることを目的としています。具体的には、中国、台湾、インド、韓国、ブラジルなど、約20~30か国の株式で構成されています。

この指数に連動することで、投資家はたった一つの銘柄(1658)を購入するだけで、世界の新興国約3,000銘柄以上に分散投資しているのと同じ効果を得られます。

📌 基本情報(表)

項目内容
銘柄コード1658
正式名称iシェアーズ・コア MSCI 新興国株 ETF
上場取引所東京証券取引所(東証)
運用会社ブラックロック・ジャパン
ベンチマークMSCI エマージング・マーケット・インデックス
投資対象新興国(中国、台湾、インド、韓国、ブラジルなど約20~30ヵ国)の株式
決済通貨
分配頻度年2回(2月・8月)

1658に投資する4つのメリット

1658に投資することには、新興国株への投資における多くの課題を解決し、大きな恩恵をもたらすメリットがあります。

1. 圧倒的な分散効果でリスクを低減

  • カントリーリスクの分散: 特定の一国だけでなく、複数の新興国にまたがって投資するため、一国の政治・経済リスクがポートフォリオ全体に与える影響を大きく軽減できます。
  • 個別銘柄リスクの排除: 3,000以上の銘柄に分散されるため、特定の企業の業績悪化に左右されにくいです。新興国株特有の予測の難しさをカバーできます。

2. 手軽な投資環境とコストの優位性

  • 東証上場: 日本国内の証券口座から、日本の株式と同じように円で取引できます。海外ETF(例えば「EEM」や「VWO」)のように、海外口座や複雑な為替取引を気にする必要がありません。
  • 低コスト: 「コア(Core)」シリーズの名に恥じず、信託報酬(運用管理費用)が非常に低い水準に設定されています(※具体的な数値は変動するため、最新情報を確認してください)。長期投資においては、このコストの差が最終的なリターンに大きく影響します。

3. 定期的な分配金(インカムゲイン)の機会

  • このETFは、年2回の分配方針を採用しています。長期的な資産形成を目指しながらも、定期的に分配金を受け取る機会があることは、投資家にとって魅力の一つです。

4. 新興国の成長を丸ごと享受

個別企業を分析する手間なく、新興国市場全体の経済成長というマクロな恩恵を受け取ることができます。特に長期の積立投資との相性は抜群です。これから発展する巨大市場の力を、あなたの資産に取り込むことができます。

投資の際に留意すべき点

どんな優れた商品にもリスクは存在します。1658への投資を検討する際は、以下の点に注意が必要です。

1. 高い価格変動リスク(ボラティリティ)

新興国市場は先進国市場に比べて、政治・社会情勢、通貨の変動などが株価に大きく影響しやすく、価格の変動幅(ボラティリティ)が大きくなる傾向があります。先進国株以上に、価格の大きな上下動に耐える精神的な準備長期的な視点が必要です。

2. カントリー・ウェイト(国ごとの比重)

MSCIインデックスの構成比率は、時価総額に応じて変化します。現状では、中国、台湾、インド、韓国などの比重が大きいです。特に中国や台湾といった地政学的リスクを抱える地域の動向が、ETFのパフォーマンスに大きく影響する可能性があります。

3. 為替変動リスク

1658は円建てで取引されますが、裏側では海外の株式に投資しているため、間接的に為替変動の影響を受けます。新興国通貨に対する円の価値が変動することで、リターンも変動します。

1658の賢い活用法:ポートフォリオでの位置づけ

1658は、ポートフォリオの中で「成長エンジン」の役割を果たすのに最適です。

一般的なポートフォリオ戦略としては、安定性の高い先進国株(例:S&P 500連動ETFなど)をコア(核)とし、ハイリターンを狙う新興国株ETFである1658を、サテライト(衛星)として組み込む方法が推奨されます。

具体的には、全資産の5%〜20%程度を新興国株に配分することで、リスクを許容できる範囲に抑えつつ、将来的なリターン向上を目指す戦略が一般的です。年齢やリスク許容度に応じて、この比率を調整しましょう。

まとめ:未来への一歩を踏み出そう

「1658 iシェアーズ・コア MSCI 新興国株 ETF」は、低コスト、高分散、手軽さの三拍子が揃った、新興国市場への最も効率的な投資手段の一つです。

大きな成長の波に乗るには、適切なツールが必要です。このETFは、あなたの資産形成の未来を照らす、力強い一本となるはずです。もちろん、投資は自己責任ですが、年2回の分配金も意識しながら、長期的な視点と積立投資で、新興国のポテンシャルを味方につけてみてはいかがでしょうか。

免責事項

本記事は情報提供のみを目的としており、特定の金融商品の勧誘や投資助言を行うものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。

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新興国の成長にかける投資を、是非ご検討ください。
それでは、また🐱

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