資産推移-20251013

おつかれさまです。ためネコです🐱
週末、先物が下落していましたが、直近は買い戻しの動きがあるようです。
さて、本日の相場動向と資産推移は以下の通りです。
相場動向
2025年10月13日(月)の先物市場は、前週末の急激な下落に対する短期的な買戻しが優勢となり、特に米株先物が大幅に上昇して取引されました。しかし、市場の根底には依然として地政学的なリスクや金融政策の不透明感が残っており、週明けの現物市場は買い先行で始まるものの、上値の重さが警戒される展開となりました。
米国株先物市場の動向
日本時間10月13日13時30分現在、米株式先物市場の主要指数は軒並み大幅高で推移しました。前週末10月10日の米株式市場は、対中強硬姿勢の強まりを受けた地政学リスクの高まりから、NYダウが878ドル安となるなど大幅に続落していました。この大幅な売りに対する反動が、週明けの先物市場の上昇の主な要因です。
| 指標 | 価格(13:30現在) | 前日比 | 状況 |
| S&P500先物 | 6,674.50 | +79.25 | 大幅高 |
| ナスダック100先物 | 24,791.50 | +394.50 | 大幅高 |
| NYダウ先物 | – | +397ドル高 | 大幅高 |
上昇の背景と今後の見通し
- 自律反発とテクニカル要因: 前週末の急落は、VIX(恐怖指数)の上昇を伴うパニック的な売りでした。週明けは、過度に売られた状況からの短期的な調整や、損益確定を狙った買戻しが入りやすい状況でした。
- 対中関税の即時実施回避: トランプ大統領が言及した中国製品への関税引き上げ検討が、即時に実施されるわけではないとの見方から、一時的な安心感が市場に広がりました。一部の中国関連銘柄にとっては、相場を支える材料となる可能性が指摘されています。
- 上値の重さ(伸び悩み)の警戒: 依然として米中対立の激化は懸念されており、市場の先行きに対する不透明感は払拭されていません。このため、先物市場の上昇にもかかわらず、本日の米株式市場は買い先行後、伸び悩む展開となる可能性が高いと見られています。
為替・金利市場の連動性
米株先物の上昇は、リスクセンチメントの改善を通じて、為替市場にも影響を与えました。
- ドル/円(USD/JPY): 米株先物の上昇を背景としたリスクオンの動きや、米国の金利が伸び悩んでいる状況を背景に、ドル買いが優勢となりました。ロンドン序盤では、ドル円は一時152.44と、本日の高値を更新する動きを見せました。
- 米金利: 米金利は伸び悩みを見せており、これがナスダックなどハイテク株主体の先物の上昇を後押しする一因となっています。
日本株先物(シカゴ日経平均先物)の状況
10月13日の取引時点でのシカゴ日経平均先物(CME)の終値は、直近の現物市場が閉まった前営業日10月10日の大阪取引所終値比で1,655円安と大幅に下落しました。この大幅な下落は、週末を挟んでの米国株の急落と、国内の政局(公明党の連立離脱の可能性など)の混沌化に対する警戒感が反映された結果です。週明けの日本市場は、米株先物の上昇を受けて買い戻しが入る可能性もありますが、週末に織り込まれた国内政局の不透明感と、前週末の海外市場の売り圧力の残滓が重石となる可能性があります。
今週の市場焦点と金融政策への影響
今週の先物市場の動向は、以下の重要イベントによって大きく左右されると予想されます。市場の関心は、連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策、特に追加利下げ観測の行方に集まっています。
- 重要経済指標: 今週は、米国の9月消費者物価指数(CPI)や小売売上高などの重要指標の発表が予定されています。これらの結果は、FRBの金融政策判断に直結するため、先物市場のボラティリティを高める要因となります。
- 企業決算の本格化: 米国の主要銀行を皮切りに、7-9月期(第3四半期)の企業決算が本格化します。個々の企業の業績見通しや、経済全体の健全性を示す内容が市場の焦点となり、特にハイテク株主体のナスダック先物に影響を与えます。
結論
2025年10月13日の先物市場は、前週末の大きな下落に対する短期的な調整が先行し、特に米株先物は大幅高となりました。しかし、この上昇は短期的なものと見られ、今週に控える重要な経済指標や企業決算の結果、そして根強い地政学リスクの動向によって、市場の方向性が改めて決まることになります。当面は、上値の重さを意識した神経質な展開が続くものと予想されます。
資産推移
総資産:118,495,301
前日比:+863




高市政権が誕生するのかどうか、不確実性が増してきましたが、インデックス投資においては、どんな時もホールドし続けることが大切です。
それでは、また🐱


