2025.09.30 2025.10.01

資産推移-20250930

ためネコ

おつかれさまです。ためネコです🐱
金価格が史上最高値を更新しています。その安全性や稀少性が買いにつながっているようです。金の埋蔵量は限られていますので、今後ますます希少な資源となりそうですね🥇
さて、本日の相場動向と資産推移は以下の通りです。

Contents

相場動向
資産推移

相場動向

2025年9月30日の市場は、9月中間期末を意識した手控えムードと、米国政治・金融政策への警戒感が交錯する中、日本株は3日続落となりました。一方で、米国株は前日の上昇基調を引き継ぎ、特にハイテク株が堅調な展開を見せました。

【日本株式市場】

9月最終取引日となった東京株式市場では、日経平均株価が3日続落し、終値は前日比111円12銭安の44,932円63銭で、8日ぶりに45,000円の大台を割り込みました。

相場概況: 前日の米国株が上昇したものの、国内市場は9月中間期末の利益確定やポジション調整の動きが優勢となり、買い手控えムードが広がりました。9月相場全体としては月初の底堅さから下旬にかけて一貫して上昇基調をたどってきたため、月末最終週にかけては当然の一服感が出た形です。
個別銘柄の動向: 指数に影響の大きいアドバンテストやソフトバンクグループなどが売られ、指数の押し下げ要因となりました。一方で、IHI（航空エンジンの保有部品販売好調）、JX金属（中期2ケタ成長期待）、キオクシアホールディングス（北上工場第2製造棟稼働）などは大幅に続伸するなど、個別の好材料銘柄には資金が流入しました。
売買状況: 東証プライムの売買代金は5兆1,274億円と高水準を維持しましたが、値下がり銘柄数が1,040銘柄と値上がり銘柄数522銘柄を大きく上回り、市場の広がりとしては軟調でした。東証グロース市場も積極的な買いは見送られ、大幅続落となりました。
外部要因: 米国でつなぎ予算案が期限である30日までに可決されなければ、政府機関の一部が閉鎖されることへの警戒感も、日本市場の上値を抑える一因となりました。

【米国株式市場（前営業日終値に基づく）】

日本時間30日午前の時点で参照された前営業日の米国市場では、主要3指数が揃って上昇しました。

ナスダック100（US100）: ナスダック100指数を参照したCFDは、前日比+0.44%と主要3指数の中で最も大きな上昇率を記録しました。アップロビン（APP）やショッピファイ（SHOP）などのハイテク・成長株が大幅に上昇し、全体としてややリスクオンムードの展開となりました。
NYダウ（US30）: 小幅ながら続伸し、前日比+0.15%でした。政府機関閉鎖リスクが重荷となる場面も見られましたが、序盤から堅調に推移しました。

米国では政府閉鎖不安と利下げ期待が交錯する神経質な地合いながらも、ハイテク株を中心に底堅い動きが続いています。

【外国為替市場】

為替市場では、ドル円が一時的に147円台後半まで軟化する展開となりました。

ドル/円: ロンドン時間帯の序盤にかけてドル売り・円買いが進行し、一時147円86銭レベルまで安値を更新しました。これは、前日から意識されていた「米利下げ」と「日銀利上げ」観測が市場で再び材料視されたこと、そして米国の政府機関閉鎖リスクへの警戒感などが複合的に影響したと見られます。
注目点: 節目の148円台を巡る攻防が続いており、テクニカル的には200日移動平均線（148.40円前後）を巡る動きが注目されました。
他の通貨: ユーロ/ドルは1.17台半ば、ポンド/ドルは1.34台半ばと、対ドルで高値水準に並ぶ動きが見られました。

【市場の全体的な見通し】

2025年9月30日の市場は、9月相場の上昇の反動と、米国の政治的リスク（つなぎ予算案の行方）が短期的な調整圧力となりました。しかし、日経平均株価が高値圏からわずかな下落にとどまったことは、市場の基調の強さを示すとも解釈されています。投資家は、米国の金融政策（利下げ期待）と、日本企業の期末の業績動向に引き続き注目しています。