資産推移-20250928


おつかれさまです。ためネコです🐱
今日は、畑で採れたサツマイモで大学イモを作りました。
甘くてホクホクで美味しかったです。
さて、本日の相場動向と資産推移は以下の通りです。
相場動向
2025年9月29日の週(9月29日~10月3日)は、世界的に重要な経済指標の発表や中央銀行の金融政策決定会合が予定されており、市場にとって非常に重要な週となる見込みです。特に注目される主要な市場イベントを3つ挙げ、詳細にまとめます。
1. 米国 非農業部門雇用者数 (Nonfarm Payrolls, NFP) 発表
(10月3日 金曜日)
概要と市場への影響
米国の雇用統計は、連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策決定に最も影響を与える指標の一つであり、その中でも特に非農業部門雇用者数(NFP)は、労働市場の健全性を示す重要な先行指標です。この統計は通常、毎月第1金曜日に発表され、この週は10月3日(金曜日)がその発表日となります。
FRBは、インフレ率と並んで雇用情勢を重視しており、NFPの結果は今後の利上げまたは利下げの可能性を探る上で、市場参加者や政策当局にとって非常に重要です。
- 市場の焦点:
- 雇用者数の増減: 市場の予想を上回る大幅な増加は、経済の力強さを示唆し、インフレ懸念からFRBによる利下げ期待を後退させ、米ドル高・株安の圧力となる可能性があります。逆に、予想を下回る増加や減少は、景気減速のサインと見なされ、利下げ期待を高め、米ドル安・株高(または景気後退懸念による株安)となる可能性があります。
- 失業率: 労働市場の逼迫度合いを測る指標です。
- 平均時給: 賃金インフレの動向を示し、今後のインフレ率を予測する上で特に重要です。時給の上昇率が高いと、インフレ圧力の持続が懸念されます。
この週のNFPの数字は、市場が織り込むFRBの金利経路に直接的な影響を与えるため、為替市場(特に米ドル)、株式市場、および米国債市場で大きな変動要因となることが予想されます。
2. 主要国 製造業購買担当者景気指数 (PMI) の発表
(9月30日~10月1日 水曜日)
概要と市場への影響
この週は、世界各地で9月分の製造業購買担当者景気指数(Manufacturing PMI)が発表されます。特に注目されるのは、中国の国家統計局(NBS)PMI(9月30日)、米国のISM製造業PMI(10月1日)、ユーロ圏の最終PMI(9月中に速報値発表済み、最終値がこの週に発表)などです。
PMIは、製造業の景況感を示す先行指標であり、景気の拡大・縮小を判断する基準(通常50)を上回るか下回るかで、その国の経済活動の方向性を測ります。
- 市場の焦点:
- 50との比較: 景気拡大(50以上)か、景気縮小(50未満)かの分岐点に市場の関心が集まります。
- 米国 ISM製造業PMI: 世界最大の経済国である米国の製造業の状況は、世界経済全体の健全性に影響を与えます。特に新規受注や価格動向は、将来の生産やインフレ圧力を推測する上で重要です。
- 中国 PMI: 世界のサプライチェーンにおける重要性から、中国の製造業活動の強弱は、コモディティ価格やアジア市場全体に影響を及ぼします。
PMIの結果は、世界的な成長見通し、貿易活動、そして各国の金融政策の方向性に関するヒントを提供するため、発表時には広範な資産クラス(株式、コモディティ、為替)で変動が見込まれます。
3. ユーロ圏 消費者物価指数 (CPI) 速報値の発表
(10月1日 水曜日)
概要と市場への影響
ユーロ圏の9月期消費者物価指数(CPI)速報値は、欧州中央銀行(ECB)の金融政策決定において最も重要なインフレ指標です。ECBは、物価安定の責務として、インフレ率を中期的に2%に収束させることを目標としています。
この速報値は、インフレ圧力が持続しているか、あるいは緩和に向かっているかを判断する上で極めて重要であり、ECBが今後利下げを継続するのか、それとも景気回復の兆しとインフレの根強さから利下げを一時停止するのかの議論に影響を与えます。
- 市場の焦点:
- 総合CPIとコアCPI: エネルギーや食品を除いたコアCPIは、より根強いインフレ圧力を測るために特に重視されます。
- ECBの目標との比較: 結果がECBの目標である2%付近またはそれ以上で高止まりしている場合、ECBのタカ派的なスタンス(金融引き締めに積極的な姿勢)が維持され、ユーロ高・債券利回り上昇につながる可能性があります。
- 市場の織り込みとの乖離: 予想を大きく上回るインフレ率は、ユーロ圏の金利市場に大きな修正を促し、ユーロ相場のボラティリティを高めるでしょう。
この発表は、ユーロ相場はもちろん、ユーロ圏の国債利回り、および世界的なリスクセンチメントにも影響を与えるため、非常に注目度の高いイベントです。
総括
2025年9月29日の週は、米国の雇用統計(NFP)をクライマックスとし、世界の製造業の健全性を示すPMI、そしてユーロ圏のインフレ動向を示すCPIという、世界経済の成長、金融政策、インフレという三つの主要なテーマに関する重要なデータが集中して発表されます。これらの指標は、世界の主要な経済の方向性を決定づけるため、市場参加者はこれらの発表に細心の注意を払う必要があります。週を通して、特に発表前後には高いボラティリティが予想されます。