1495:上場インデックスファンドアジアリート

おつかれさまです。ためネコです🐱
今回のテーマは”1495:上場インデックスファンドアジアリート”です。
今後の成長が予想される、アジアの不動産に投資できるETFとなります。
不動産投資に興味はあるけれど、現物不動産の購入には多額の資金や手間がかかる。そんな投資家にとって、手軽に分散投資ができる手段として注目されるのが1495:上場インデックスファンドアジアリート、愛称「上場アジアリート」です。
本記事では、このETFの基本的な情報から投資の魅力、そしてどのような点が期待できるのかについて詳しく解説します。
1495とは?:アジア圏のREITに分散投資
上場インデックスファンドアジアリート(1495)は、日本の金融商品取引所に上場しているETF(上場投資信託)です。このETFは、日本を除くアジア各国の上場不動産投資信託(REIT)に投資することで、FTSE EPRA/NAREIT アジア(除く日本)リート10%キャップ指数の動きに連動する投資成果を目指します。
要するに、これ一つでシンガポールや香港といったアジア主要国のREIT市場に、手軽に分散投資ができるというわけです。
基本情報
| 項目 | 内容 |
| 銘柄コード | 1495 |
| 名称 | 上場インデックスファンドアジアリート |
| 愛称 | 上場アジアリート |
| 対象指数 | 円換算したFTSE EPRA/NAREIT アジア(除く日本)リート10%キャップ指数 |
| 分類 | 国際不動産ETF |
| 上場市場 | 東京証券取引所 |
| 運用会社 | 日興アセットマネジメント(またはアモーヴァ・アセットマネジメント) |
| 信託報酬(実質的な負担) | 年率0.66%程度(税込) |
| 分配方針 | 原則として年4回(四半期ごと) |
※記載の情報は記事執筆時点のものであり、最新の情報は運用会社や取引所の公式サイトでご確認ください。
上場アジアリートに投資する3つの魅力
1. 高い配当利回りへの期待
REITは、賃貸収入などを原資として収益の多くを投資家に分配する仕組みを持つため、一般的に株式と比較して分配金利回りが高い傾向にあります。アジア諸国のREIT市場もこの傾向が強く、本ETFも定期的な分配金(年4回)が期待できるため、インカムゲインを重視する投資家にとって魅力的な選択肢となります。
2. アジア経済の成長を取り込む
アジア諸国は、新興国を中心に高い経済成長を続けており、それに伴い不動産市場も発展の途上にあります。都市化の進展、中間層の増加、旺盛なビジネス需要などは、オフィス、商業施設、物流施設といった様々な不動産への需要を高めます。このETFに投資することで、成長著しいアジアの不動産市場全体の恩恵を間接的に享受することが可能です。
3. 手軽な国際分散投資
日本のREIT市場とアジアのREIT市場は、景気サイクルや金利環境などが異なるため、価格の動きが異なる場合があります。本ETFは、日本を除くアジア圏に特化しているため、国内の資産のみに偏りがちなポートフォリオにおいて、地理的な分散を図るのに適しています。ETFとして上場しているため、株式と同様に取引所で売買でき、少額から投資を始められる手軽さも大きなメリットです。
投資する上での留意点
上場アジアリートは魅力的な投資対象ですが、留意すべき点もあります。
為替リスクと地政学リスク
投資対象は海外資産であるため、円高になった場合には基準価額が下落する為替リスクを負います。また、アジア諸国の政治・経済情勢の変化や、国ごとの法規制、税制の変化といったカントリーリスクの影響も受けます。特に、新興国市場は先進国に比べて市場の透明性や安定性に欠ける場合があるため、その点も考慮が必要です。
指数連動を目指すリスク
本ETFは特定の指数に連動することを目指すパッシブ運用のため、市場全体の動向にパフォーマンスが左右されます。不動産市場が全般的に下落した際には、その影響を直接受けることになります。
まとめ
上場インデックスファンドアジアリート(1495)は、アジアの力強い経済成長と、REIT特有の高い分配金利回りを同時に享受したいと考える投資家にとって、非常に有用なETFです。手軽に国際分散投資を始めたい方は、自身のポートフォリオの一部として組み込むことを検討してみてはいかがでしょうか。ただし、投資は自己責任であり、リスクを十分に理解した上で行うことが重要です。最新の情報を確認し、慎重に投資判断を行ってください。
免責事項
本記事は情報提供のみを目的としており、特定の金融商品の勧誘や投資助言を行うものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。

このETFとJリートを組み合わせても面白いと思います。
それでは、また🐱


