1364:iシェアーズ JPX日経400 ETF

おつかれさまです。ためネコです🐱
今回のテーマは”1364:iシェアーズ JPX日経400 ETF”です。
選定基準を満たした、投資者にとって投資魅力の高い400社に投資できるETFです。
今回は、日本の株式市場に手軽に分散投資できる人気の上場投資信託(ETF)、「1364:iシェアーズ JPX日経400 ETF」を徹底的に解説します。
1364 iシェアーズ JPX日経400 ETFとは?
「1364」という証券コードで知られるこのETFは、ブラックロック・ジャパンが運用するiシェアーズシリーズの一つです。その最大の特長は、「JPX日経400(配当込み)」という株価指数との連動を目指して運用されている点です。
JPX日経400とは?
この指数が他の主要な指数(日経平均株価やTOPIXなど)と一線を画すのは、単に時価総額が大きいだけでなく、「投資者にとって投資魅力の高い会社」を選定基準としている点です。
具体的には、以下の要素を考慮して東京証券取引所上場銘柄から原則400銘柄が選ばれます。
- 資本の効率的活用(ROEなど)
- 投資者を意識した経営観点
- 営業利益
- 時価総額
つまり、「1364」に投資することは、財務の健全性や株主を意識した経営を行う、選りすぐりの優良企業400社にまとめて投資することと同義なのです。
1364に投資する3つのメリット
なぜこのETFが多くの投資家に選ばれているのでしょうか?主なメリットを見ていきましょう。
1. 優れた分散投資効果
ETFの魅力は、「手軽な分散投資」にあります。1364を1口購入するだけで、日立製作所、任天堂、三菱重工業などのトップ企業を含む400銘柄に分散投資ができます。(※組入銘柄は変動します)
特定の企業のリスクを避けることができ、日本経済全体の成長の恩恵を受けやすくなります。
2. 低コストで長期投資に最適
長期的な資産形成において、「コスト」はリターンを大きく左右する重要な要素です。1364の信託報酬(税込)は年0.0495%程度と、非常に低く設定されています。この低コスト構造は、特に新NISAを活用した長期・積立投資を行う上で、大きなアドバンテージとなります。
3. 新NISA「成長投資枠」の対象
2024年から始まった新しいNISA制度。その中でも、上場株式やETFなどを投資対象とする「成長投資枠」の対象銘柄となっています。
NISA口座を利用すれば、このETFから得られる分配金や売却益が非課税になります。これは、複利効果を最大限に活かした資産形成を強力に後押しする制度です。
投資の基本情報
「1364」の具体的な取引情報をまとめました。
| 項目 | 内容 | 備考 |
| 銘柄コード | 1364 | 東証上場ETF(上場投資信託) |
| 正式名称 | iシェアーズ JPX日経400 ETF | 管理会社:ブラックロック・ジャパン |
| 連動指数 | JPX日経400(配当込み) | 企業選定にROEなどの基準を採用 |
| 信託報酬(税込) | 年0.0495%程度 | 業界最低水準の低コスト |
| 分配金支払基準日 | 毎年2月9日、8月9日(年2回) | 実績分配金あり |
| 売買単位 | 1口単位 | 比較的少額から投資可能 |
| NISA適格 | 成長投資枠の対象 | 非課税で運用が可能 |
分配金について
1364は年に2回、分配金支払基準日(2月9日、8月9日)を設けています。直近の実績(2025年8月9日基準日など)では分配が行われており、インカムゲイン(定期的な収益)を重視する投資家にとっても魅力的な選択肢となります。
1364はこんな人におすすめ!
このiシェアーズ JPX日経400 ETFは、以下のような投資スタイルの方に特におすすめです。
- NISAの成長投資枠を有効活用したい人
- 日本の優良企業全体に幅広く分散投資したい人
- 個別株選びに自信がない、または時間がない人
- 低コストで長期的な資産形成を目指したい人
- 資本効率を重視した「新しい日本株」に期待している人
投資の注意点
非常に魅力的なETFですが、投資にはリスクが伴います。以下の点に注意しましょう。
- 価格変動リスク: 株式市場の値動きにより、ETFの価格は変動し、元本割れする可能性があります。
- 為替リスク: 日本株ETFのため直接的な為替リスクは小さいですが、組入企業の海外事業の業績には影響が出ます。
- 指数の採用基準: JPX日経400の構成銘柄は入れ替えられます。指数連動のため、銘柄入れ替えによる売買が発生します。
まとめ:賢く日本の成長を享受する
1364 iシェアーズ JPX日経400 ETFは、低コストで資本効率の高い優良企業400社に手軽に分散投資できる、非常に優れた投資ツールです。
特に、新しいNISAの「成長投資枠」を利用すれば、そのメリットを最大限に享受できます。日本の確かな成長力を味方につけ、効率的で安心感のある資産形成の一歩として、このETFを検討してみてはいかがでしょうか。
免責事項
本記事は情報提供のみを目的としており、特定の金融商品の勧誘や投資助言を行うものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。

自分で企業を選ぶ必要がないので、お手軽ですね。是非、投資をご検討ください。
それでは、また🐱


